はじめに
最近、AIによるコーディング支援ツールが大きな注目を集めています。その中でも特に話題になっている「Claude Code」を試す機会がありましたので、その体験を共有したいと思います。
Claude Codeとは?
Claude Codeは、Anthropic社が開発した、コーディングに特化したAIモデルです。自然言語で指示するだけで、コードの生成、修正、デバッグなど、さまざまな開発タスクをサポートしてくれます。
AIへの課金額が大きくなっているので、今まで逡巡していました。しかし、とうとう手を出してしまいました。
PROプラン
月額20ドルのPROプランに加入しました。
実際に使ってみた感想
良かった点
- 日本語の理解度が高い: 日本語での指示でも、意図を正確に汲み取ってくれる場面が多く、スムーズに作業を進めることができました。
- 生成されるコードの質: 生成されるコードは、文脈をよく理解しており、そのまま使えることが多い印象です。特に、定型的なコードやアルゴリズ厶の実装では、その能力を大いに発揮してくれました。
- 対話による修正が容易: 一度生成したコードに対して、「この部分をこう変えて」といった形で対話的に修正を依頼できるのが非常に便利でした。
少し気になった点
- 複雑な要件: 非常に複雑で専門的なドメイン知識を要するタスクでは、まだ完璧とは言えない部分も見受けられました。今後の進化に期待したいところです。
- 利用制限: 2時間ほど集中的に使用したところで、以下のような利用制限のメッセージが表示されました。ヘビーに利用したい場合は、アップグレードを検討する必要がありそうです。
Claude usage limit reached. Your limit will reset at 6pm (Asia/Tokyo). • /upgrade to increase your usage limit.
fallback
具体的な使用例
参考までに、今回の試用におけるトークンの使用状況を以下に示します。2時間程度の利用で、約$12相当のトークンを消費していました。無料プランの場合、このあたりが利用上限の目安になりそうです。
使用したツールはccusage
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│ Claude Code Token Usage Report - Daily │
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│ Date │ Models │ Input │ Output │ Cost (USD) │
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│ 2025-07-14 │ - sonnet-4 │ 5,431 │ 29,058 │ $12.07 │
├────────────┼───────────────┼───────────┼───────────┼─────────────┤
│ Total │ │ 5,431 │ 29,058 │ $12.07 │
└────────────┴───────────────┴───────────┴───────────┴─────────────┘
bash
他サービスとの比較
今までAIAgentは以下を使用しました。
- GitHubCopilot
- Cline
- Cursor
- Gemini CLI
Geminiより粘り強くタスクを遂行してくれている印象です。
また、Clineだとすぐにクレジットを消費してしまいますが、Claude Codeは時間が経てばリセットされて使えるようになるのは良いです。
まとめ
Claude Codeは、開発者の生産性を大きく向上させる可能性を秘めた、非常に強力なツールだと感じました。
まだまだ使いこなせてないので、使い倒していきたいと思います。