以下のようにサーバーのOSを変更して移行しました。

  • 旧サーバー:CentOS7.4
  • 新サーバー:Ubuntu22.04

並行運転してきましたが、そろそろUbuntu22.04だけで運用しようと考えています。

移行するにあたり、いくつか設定したのでここに記録します。

日本語のディレクトリを変更

homeにあるディクレトリが日本語になっています。llすると、以下のように表示されます。

$ ll
合計 68
drwxr-x--- 14 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:35 ./
drwxr-xr-x  3 root     root     4096  9月 14 18:28 ../
-rw-r--r--  1 yamadatt yamadatt  220  9月 14 18:28 .bash_logout
-rw-r--r--  1 yamadatt yamadatt 3771  9月 14 18:28 .bashrc
drwx------  9 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:36 .cache/
drwx------ 11 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:36 .config/
drwx------  3 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:35 .local/
-rw-r--r--  1 yamadatt yamadatt  807  9月 14 18:28 .profile
drwx------  4 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:43 snap/
drwxr-xr-x  3 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:43 ダウンロード/
drwxr-xr-x  2 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:35 テンプレート/
drwxr-xr-x  2 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:35 デスクトップ/
drwxr-xr-x  2 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:35 ドキュメント/
drwxr-xr-x  2 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:35 ビデオ/
drwxr-xr-x  2 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:35 ピクチャ/
drwxr-xr-x  2 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:35 ミュージック/
drwxr-xr-x  2 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:35 公開/

コマンドで操作する際、日本語名だと入力しにくいです。そこで、以下を入力して英語に変換します。

LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

そうすると、確認画面が表示されます。2度と表示しないにします。

あらためて、見てみると。英語に変更されてるのがわかります。

$ ll
合計 68
drwxr-x--- 14 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:57 ./
drwxr-xr-x  3 root     root     4096  9月 14 18:28 ../
-rw-r--r--  1 yamadatt yamadatt  220  9月 14 18:28 .bash_logout
-rw-r--r--  1 yamadatt yamadatt 3771  9月 14 18:28 .bashrc
drwx------ 11 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:56 .cache/
drwx------ 13 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:55 .config/
drwx------  3 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:35 .local/
-rw-r--r--  1 yamadatt yamadatt  807  9月 14 18:28 .profile
-rw-r--r--  1 yamadatt yamadatt    0  9月 14 18:57 .sudo_as_admin_successful
drwxr-xr-x  2 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:55 Desktop/
drwxr-xr-x  2 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:55 Documents/
drwxr-xr-x  2 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:55 Downloads/
drwxr-xr-x  2 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:55 Music/
drwxr-xr-x  2 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:55 Pictures/
drwxr-xr-x  2 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:55 Public/
drwxr-xr-x  2 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:55 Templates/
drwxr-xr-x  2 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:55 Videos/
drwx------  4 yamadatt yamadatt 4096  9月 14 18:43 snap/ 

ディレクトリを共有

ファイルをスマホやタブレットからアクセスしてダウンロードしたいです。

そのために、ディレクトリを共有します。設定はGUIで実施するのが早くて簡単です。

ただ、root権限がないと設定できません。そのため、以下のコマンドからファイルマネージャーを起動してGUIで変更します。

sudo nautilus

GUIで実施するのが簡単です。Windowsのようにマウスでディレクトリをネットワーク経由で共有できます。

また、アクセス権も適切なものに変更します。

コマンドラインだったら、sambaをインストール。

sudo apt install -y samba

以下を変更。

sudo vi /etc/samba/smb.conf 

sambaのりスタート

sudo service smbd restart

共有ディレクトリをmount

旧サーバーのディレクトリを使用するので、これをマウントします。/etc/fstabを変更します。

sudo vim /etc/fstab

最終行に追加しました。

//192.168.1.254/recorded /recorded cifs username=username,password=********,file_mode=0777,dir_mode=0777 0 0

ssh 有効化

opensshをインストールします。これでsshできるようになります。

sudo apt install -y openssh-server

gitのインストール

いろいろな資材はGitHubに入れているので、なくてはならないです。

gitの設定

gitのメールアドレスとユーザー名を設定します。

git config --global user.email "yamadatt@gmail.com"
git config --global user.name "yamadatt"

GitHubの秘密鍵設定

旧録画サーバーからGitHubの秘密鍵をコピーして、GitHubにsshで接続できるようにします。

GitHubに接続しようとすると、以下のようにホスト名の解決ができないと表示されます。

$ ssh -T github
ssh: Could not resolve hostname github: Temporary failure in name resolution

そこで、旧サーバーから秘密鍵をコピーします。秘密鍵は~/.ssh/github_rsaというファイル名で保持していました。

Ubuntu22.04でも同じgithub_rsaに秘密鍵を格納します。

さらに~/.ssh/configに以下を追記ます。私の場合は初めてだったので、このファイルを作ることからはじめました。

Host github github.com
        HostName github.com
        User git
        IdentityFile ~/.ssh/github_rsa

接続確認してみます。

以下のようにrエラーとなりました。パーミッションが適切ではないようです。

^_ssh -T github
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
@         WARNING: UNPROTECTED PRIVATE KEY FILE!          @
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
Permissions 0644 for '/home/yamadatt/.ssh/github_rsa' are too open.
It is required that your private key files are NOT accessible by others.
This private key will be ignored.
Load key "/home/yamadatt/.ssh/github_rsa": bad permissions
git@github.com: Permission denied (publickey).

で、確認します。

$ ll
-rw-r--r--  1 yamadatt yamadatt  411  9月 16 20:28 github_rsa

パーミッションを600に変更します。

$ chmod 600 github_rsa 

改めて確認すると、パーミッションが変更されています。

$ ll
-rw-------  1 yamadatt yamadatt  411  9月 16 20:28 github_rsa

接続確認すると、今度はOKです。

$ ssh -T github
Hi yamadatt! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.

リモートデスクトップ

あまり使用しませんが、Macからリモートデスクトップしたくなることもあります。

そのために、Ubuntu22.04にリモートデスクトップで操作できるようにします。

リモートデスクトップ

ロックされているとリモートデスクトップログインできないので、以下を使用して

hugoのインストール

hugoをインストールします。

以下でhugoの最新版を確認します。

https://github.com/gohugoio/hugo/releases

この時は以下の0.103.0が最新なので、それのextebdedをダウンロードします。extendedは隠れている場合があるので、注意です。

wget https://github.com/gohugoio/hugo/releases/download/v0.103.0/hugo_extended_0.103.0_linux-amd64.deb

インストールです。

sudo dpkg -i hugo_extended_0.103.0_linux-amd64.deb

バージョン確認

$hugo version
hugo v0.103.0-beebf2afb09a7be36cf12bdec8a99ae9286504e2+extended linux/amd64 BuildDate=2022-09-15T16:23:56Z VendorInfo=gohugoio

nodejsのインストール

以下の記事を参考にしてNode.js 18を入れます。

Ubuntu 22.04 LTSへの最新版Node.jsのインストール | ジコログ

$ curl -fsSL https://deb.nodesource.com/setup_18.x | sudo -E bash - 

続いて。

$ sudo apt show nodejs 
Package: nodejs
Version: 18.9.0-deb-1nodesource1

パッケージ情報が変更できたので、インストール

sudo apt-get install -y nodejs

nodejsのバージョンを確認します。

$ node --version 
v18.9.0

npmのバージョンも確認。

$ npm --version 
8.19.1

postcss-cliのインストール

postcss-cliをインストールしないと、以下のようなエラーメッセージが出力されまっす。

Error: Error building site: POSTCSS: failed to transform "main.css" (text/css). Check your PostCSS installation; install with "npm install postcss-cli". See https://gohugo.io/hugo-pipes/postcss/: this feature is not available in your current Hugo version, see https://goo.gl/YMrWcn for more information

そのため、素直にインストールします。

npm install postcss-cli

tailscaleのインストール

以下のページを参考にインストールします。

Download · Tailscale

シェルが提供されているので、以下でインストールするのが簡単です。

curl -fsSL https://tailscale.com/install.sh | sh

認証が必要なので、tailscale ip -4で認証します。URLが表示されるので、コピペしてブラウザでURLにアクセスします。

$ tailscale ip -4
no current Tailscale IPs; state: NeedsLogin
yamadatt@ubuntu2204:~$ sudo tailscale up

To authenticate, visit:

    https://login.tailscale.com/a/xxxxxxxxxx

無事に認証が通ると、以下のように表示されます。

Success.

再度同じコマンドを入力すると、IPアドレスが表示されます。

$ tailscale ip -4
100.90.208.4

ラジオ録音できるように

ラジオ録音できるようにします。

以下の使い方を参考にして。

yamadatt/docker_rec_radiko_ts: radikoのタイムフリーをdockerで録音する